2014年1月の通信から

 あけましておめでとうございます。 幼稚園に務めている友人からの年賀状に、闘っている仲間の存在を再確認し、休み明けにはまた頑張ろうと意欲を新たにしました。 年賀状の差し出し人は国立大学付属幼稚園の副園長をしてい方です。許しを得てここに文面を掲載させていただきます。以下彼女のお便りです。
  

2013年も闘いました!!
 6月5日、市の「わくわく学校訪問」(卒園生の様子を小学校に見に行く日)に附小に行きました。授業参観の後、市教委・小学校・幼稚園・保育園の話し合いがありました。その中で市教委のA氏が私達、幼稚園・保育園の保育者12,3人を前にして「真っ白な1年生にどんな教育を...」と言いました。私は手を上げて「1年生が真っ白と言われますと、私達幼稚園・保育園の2年間3年間(保育園は5年間の人も!)は何だったのかと思います」と発言しました。市教委のA氏は「言葉のあやで...」と言い訳しました。
 6月23日、県の国公立幼稚園会のPTAの集まりがありました。PTA活動の発表の指導講評をたのまれた県教育委員会のB氏は「幼稚園のPTA活動は、小学校のPTA活動の準備期間の意味もあり...」と言いました。翌日、県の幼稚園担当の指導主事にメールをしました。B氏が電話口に出て「不適切な発言をして申し訳ありませんでした」と謝罪しました。
 11月15日、国公立幼稚園会の九州大会が福岡でありました。公開保育を見たら、指導案には「好きな遊びをする」と書いてあるのに、砂場には網がかかっていて入れず砂場道具も出してなく、全員が忍者ごっこをするように仕向けられていました。分科会の発表も「幼小中交流で園児は『遊んでもらう』」「達成感・充実感を味わわせる」など、まるで小学校の生活科の授業のようでした。「幼小中連携では、園児がお客さんになるのではなく互恵性のある交流をすべきだと考えていますが?」「達成感や充実感は自ら味わうものであって、先生が味わわせることができるものではないのでは?」と質問しました。元小学校校長だった園長が「自分は小学校からで、よくわからず...」しどろもどろでした。
 小学校1年生がスタートではない。幼保は小学校の準備期間ではない。幼児教育は小学校の下請けをするものではない。入学にあたって「○○できなくては」と条件をつけない。幼保「ここまで育ちました。後はよろしく」小「わかりました。よく準備してくれました」という上下関係を否定するのが幼小連携です。   幼児教育を下に見る勢力と、私は今年も闘い続けます。 

  彼女の娘さんも小学校時代に不登校をしました。「不登校を問題ということが問題である」という彼女企画の第1回目を皮切りに、その後3年に渡り2人で保育学会で不登校をテーマに自主シンポジウムを開催しました。学会では異色のシンポジウムでしたが、学会開催地の不登校の親の会の親や当事者の方の協力を得て登壇いただき、参加者の共感を得て心に残るシンポジウムを開催すること事ができました。(自画自賛です)
 学校があって子どもがあるのではなく、子どもがあって学校があるという当然のことを当然と受けとめることができる方々とのつながりを大切に、今年も子どもを守るべく闘っていきたいと思います。 とはいえ、彼女のように、事に当たって即座にものが言える回転のよい頭脳を持ち合わせていないので、今年も私なりにやっていこうと思います。
みなさま、よろしくお願いします。

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