10月の通信から「 スクールソーシャルワーカーって」

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「んだね・かふぇ」の小さな庭に、初代の住人だった青年が植えたというびわの木があり、今年もたくさんの実をつけました。先日の居場所オープンの日に庭の草刈りをすると、ペパーミントが雑草に混じって生えていて、あまい香りがあたりにただよいました。小さな庭ですが、「クローバーを植えよう」「フェンスに木製のラティスをつけよう」と楽しみに話しあっています。

あの、暑い、そして熱い、夏の合宿がついこの間のことなのに、秋も深まり日没が早くなって、1日が短く感じられる今日この頃です。わが家では里芋やさつまいもの収穫が終わりました。収穫した里芋をよく洗って、レンジでチンして、熱いところをフーフーしながら皮をむいて、塩を振って食べると最高ですね。私は食欲の秋を実践しています。 

さて、今年のテーマ別分科会は、山下英三郎さんが講師を勤めた、「教育と福祉 ソーシャルワーカーと不登校」に参加しました。
15億円の予算がついて導入されたスクールソーシャルワーカーの、各地での活動の実体や、あるべき支援の姿について話し合いました。参加者は、親、スクールソーシャルワーカー、市会議員、学生、大学講師など、多彩な顔ぶれでした。「スクールカウンセラーとして雇用されているが、スクールソーシャルワーカーのやり方で子どもに関わりたいので勉強したい」という方もみえました。まず、自己紹介を兼ねて、各地の様子を報告しあいました。スクールソーシャルワーカーの活動の実体は各地様々で、雇用形態も教育委員会配置、学校配置など地域によって違います。緊急雇用制度を利用しての市町村雇用のスクールソーシャルワーカーも増えてきているようです。今のところ資格も問われていないので、退職教員、民生委員、社会福祉士、元警察官など、様々な方が職に就いています。「スクールカウンセラーとの役割や機能はどう違うものなのか、子どもにとって意味のある支援ができるのか。」と疑問を持ちながらの参加でした。各地の現場での活動の実体を伺ったり、山下さんの体験に基づく話を伺うことができました。

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