2013年7月の通信から

 梅雨らしいのか、らしくないのか、はっきりしない中、参院選も迫る今日この頃、皆様如何お過ごしですか。原発も環境も平和も生存権も基本的人権も考えますと、景気のいい話に乗せられてたまるかと思います。バブル(泡)はまっぴらです。
  『Fonte』読者オフ会in山形 
     6月29日(土) 会場・山形テルサ
 『Fonte』(旧・不登校新聞)の読者を主な対象として開催する『読者オフ会』案内を頂き、スケジュールガチガチの中、強行で自分尾形と代表大岡が行って参りました。
 山形駅から歩いて数分の施設、山形テルサへ。時間ギリギリで、5分程遅刻して入って行くと、『Fonte』編集長の石井志昂(しこう)君による、不登校の進路についての講演が始まっていました。有名人や芸能人を除く、不登校経験者のその後について、ご自分の体験をはじめとして、身近な例を挙げて紹介しておりました。
大岡も尾形も発言の口切りで現況報告を促されたような気がします。自分に引き付けて言うと、兄弟間問題と、各々の子に対する親の関係性も、それぞれ違いが突きつけられ四苦八苦している現状を正直に伝えました。
 質疑応答も盛んに出て、親の会やフリースペースも少ない東北で孤軍奮闘しておられる方、当事者と親子で参加されている方、新聞の繋いでいる大事さを感じました。
 スタッフ入れて30人ぐらいの参加人数で、用意された会議室は無理の無い丁度良い広さ。驚いたのは「ほんとの空くらぶ」から郡山の宗形さんと福島の春日さんも参加されていて、こんな遠いところで仲間に会えて、なつかしいやら、うれしいやら。
 休憩をはさんで、後半は、4つぐらいの班にわかれて、飲み物持参で、それぞれ道案内人がついて、自己紹介や課題を深めるトークセッションでした。全体では、秋田、山形、宮城、福島などからの参加があったようです。自分の班では、娘さんとお母さん、息子さんとお母さんが同席していて、案内人は新聞社のスタッフと仲間でしたが、当事者と親との微妙な思いのすれ違いなども、経験に基づいた自分メッセージで丁寧に受け止めて展開に好感を持ちました。
 帰りは仲間4人と近況を語りながら郡山までの列車の旅を過ごしました。
 このような企画は東北では初めてで、語り合える場が増えるのは望ましいと思います。

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