7月の通信から

じゃがいも

80才の姑と90才の舅といつしょに、7月に入って、じゃがいもを収穫しました。
春に植え付けたじゃがいもの小さなかけらから出た苗が育ち、一本のじゃがいもの茎を掘り起こすと地下に7〜8個の見事なじゃがいもを 育てています。例会で出された「種には育つ力が備わっている。」という子育てを農業になぞらえての話は、わが子のみならず保育士時代の乳幼児を見ていて得心させられています。

さて、暑い最中の農作業、心は焦れどもまだ掘り起こしていないじゃがいもの茎がズラリと並んでいます。義父母の動きは決して早くはないのですが、無駄がなく確実に作業がすすんでいきます。何十年も植え付けと収穫を繰り返していても、収穫はその年の天候次第です。「今年は、去年みたいに大きくなりすぎないでちょうどいい」と粒のそろった
じゃがいもたちを見て義母が言いました。計算通りにはいかない農業に取り組んできた義父母はいい意味で「あきらめる」ことの尊さを教えてくれます。

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