2016年3月の通信から

保育園のお昼寝の時間、もうすぐ3歳の誕生日を迎える子が布団を抜け出してきて、「センセまぶちいよ。」と私の肩をたたきました。ふと見ると、その子の枕元には真南からの日差しがさんさんと当たっています。目をつぶってもまぶしくて眠れないというわけです。自分の感覚を大人にこうして言葉で伝えられるようになった姿をうれしく感じながら、「ごめん、ごめん。」とあやまり、枕の位置を変えました。
寒の戻りはあるものの、日差しに春を感じる季節になりました。家にいる子どもにとってはつらい季節かもしれません。「あせらない・あわてない・あきらめない」2月の例会で話題になった言葉です。安心感を土台に自立していく子ども達の、土台が揺らいでいるとき、私たちにできることはどんなことなのか、3月の例会でゆっくり語り合いたいですね。
第11回全国若者・ひきこもり共同実践交流会inふくしま
2月27日(土)・28(日)の両日に福島市で開催された「全国若者・ひきこもり共同実践交流会inふくしまに参加しました。ほんとの空のメンバーも何人か参加しましたので、機会があれば、それぞれに参加した分科会の感想をお聞かせいただけたらと思います。
1日目のシンポジウム≪支援と共同の架け橋―若者が未来を語れる明日へ≫では「支援とはなにか」を出演者がステージに置いた座布団に車座になって話をするというスタイルが新鮮で、元は支援される側だったという若手の支援者が当事者の気持ちと支援者の気持ちを織り交ぜながら語る話は深く考えさせられるところが多くありました。「若者を支援する」ではなく、「若者が生きられる社会を若者とともにつくっていく」というメッセージに共感しました。分科会は2日間通して行われた特別分科会≪多様な学びの機会を実現するために≫に参加しました。今国会に上程されようとしている略称「多様な教育機会確保法案」について、1日めは北海道大学の横井敏郎氏を講師に迎えて、「法案をめぐる論点とその整理」の学習会、2日目は賛否それぞれの立場からのパネラーが登壇してのパネルディスカッションが行われ、フロアからの意見も交えながら誰もが自分らしく学ぶ権利と運動のあり方進め方について話し合いました。合計8時間にわたる議論が展開されましたが「当事者と当事者の苦しみ支えてきた家族と歩調を合わせていっしょになってよりよいものをつくりたい」と今後も議論の場を作っていくことの大切さを確認しあいました。

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