2015年4月の通信より

 桜の季節になり、わが家の庭先がちょっと賑やかです。この冬は大きな枝が一本、雪の重みで、固い蕾をつけたまま折れてしまいました。折れた枝を小分けにして、ありったけの花瓶に挿しておいたら、薪ストーブで温かい部屋のあちこちで花を咲かせました。
 樹齢350年のエドヒガンのシダレサクラは植木職人の手当てを受け、今年も何事もなかったかのように花を咲かせ、枝垂れた枝先を風にゆらしています。

 昨年は福島で開催された「登校拒否・不登校を考える全国ネット」の春の世話人合宿が、今年は3月28日・29日と東京で開催されました。年に1・2度会うだけの親の会の世話人の方々ですが、各地の会の近況や地域の不登校をめぐる状況などを伺いながら、子どもの登校拒否で出会った地元の親の会、そして全国各地の親の会の方々との出会いが、今の私の生き方を支えてくれていることを感じました。

今年の1月から文科省が月1回のペースで開いている「フリースクール等に関する検討会議」や2月10日・23日・3月25日と開かれた「不登校に関する調査研究協力者会議」に参加した奥地圭子さんや親の会全国ネット事務局の野村さんから、会議に参加したり、傍聴しての感想・報告がありました。(かつて不登校を経験し、今はフリースクール全国ネットの事務局で仕事をしている松島さんの会議メモが手元にありますので、例会でごらんいただけます。)時代の変化の中で、国の不登校政策も模索中であり、子どもに対する教育観も変わりつつあるようです。今後の予定は4月14日に「フリースクール等に関する検討会議」と「不登校に関する調査研究協力者会議」が合同で会議を開くということです。「フリースクール等に関する検討会議」の委員に選ばれている奥地さんが、この会議に参加、発言の機会がありますので、親の会としても当事者の声を不登校政策に反映させるために、全国各地の親の会のメンバーが不登校の体験を書いて文科省に持参してもらうことになりました。学校からの指導で追い詰められた経験や、不登校のわが子のために、何が大事だったかを400字から1000字程度でということでした。(長文だと読まれない可能性があるので1000字程度でということ)締め切りが迫っていましたので、どなたかに書いていただく余裕もなく、長男の経験を書いて全国ネット事務局に送りました。例会では何度も聞いていただいたお話ですが、とても1000字程度で伝えられる内容ではありません。研究者や専門家ではない当事者の経験が少しでも伝わり、国の施策に反映され、不登校の子どもが追い詰められるような不登校対策が改善されることを願うばかりです。


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