2月の通信から

福寿草

福寿草の花が開いたかと思うと、翌日には雪をかぶって首をすくめています。
猪苗代湖のしぶき氷も先月よりさらに見事な景観です。まだ、寒さの厳しい日もありますが春遠からじ、庭の日だまりにはふきのとうが顔を出し、わが家でもさっそくふきのとう味噌にして食卓にのせ、春の香りを味わいました。
 
先日ラジオを聞いていましたら、経済評論家の内橋克人さんがゲスト出演していて、思わずラジオのボリュームをあげて耳を澄ませて聴き入りました。内橋さんは現在深刻になっている貧困や格差の問題について、90年代の早い時期から警鐘をならしつづけてこられた方です。経済に疎い私にも身近なで問題として、世界や日本の経済のしくみを解き明かしてくれます。
 
「本当に豊かな未来は競争経済によってではなく、人間の生存条件を重んじる共生経済によってもたらされる」、「市民が社会をしっかり見て、トリックやレトリックに振り回されない」、そのためには「まずは自分の目で確かめる」ことの重要性を話されました。また、「自分の目で見れば必要が見えてくる。その人にしかできないなりわい、日々の営みが必ず見つかる。なければ創っていく」ことの大切さを述べておられました。 「数字の裏にあるものを見抜くこと」、「経済の安全保障は、食料・エネルギー・介護 を基幹産業として自給権を形成していくこと」、「本当の教育は点数主義、偏差値優等生ではなく、着想やひらめきを大切にする教育」という言葉に深い共感を覚えました。「現在は社会の階層化が進み戦前の体質になってきている。
 
生まれや学歴ではなく、何ものにも所属しない人が次の時代、これからの日本をつくっていく」など、ご自身の体験や日本の山間地域での若者の実践などを例にあげて話をされ充実したラジオタイムとなりました。

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