12月の通信から「よせられた 講演会感想」

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−「不登校・ひきこもり」子供達とともに歩んで20余年経験から−

11月22日奥地桂子さんの講演会がおこなわれました。
私たちは、当日講演会の会場となるビックパレットに急ぎ足で集合し準備に取りかかりました。奥地さんの話は、自身の原点から始まり学校外の居場所づくりとしてフリースクール「東京シューレ」その取り組み方・ビデオ映像を、見せながら淡々と話される姿勢は心に染み込むものがありました。
出口が見えないトンネルの中で、「僕は、僕でよかったんだ。」
その言葉に、新しい勇気をもらえたのだと思います。
孤立しない新しい人間関係のつくりかた、それはちがいを認め合い多様な事に寄りそう生き方が広がる居場所つくりの大切さを話しておられました。
また、30歳位までを思春期と考えてもいいでしょうの言葉も印象に残りました。

変化の激しいこの社会で、子どもも社会の変化の影響をもろに受けて育っています。
多様化する価値観の中で、子どもは、迷い、混迷し、時には反発します。心身の成長にときとして戸惑い、自分自身にもはっきり分からない心配や不安が襲ってきた時、心の中に起きた衝動を抑えることができず不可解な行動をとってしまうことさえもあります。そうした子どもを前に親自身の生き方、考え方が問われている時だとも思います。
福島県の長期欠席者数の多さにも驚きました。(小学校845人中学校2159人・・H21学校基本調査速報より)

登校を受け入れられなくなった子供たちは,登校しようと頑張り,そして出来ない自分自身に悩み,苦しみます。不登校は,子供たちの悩み苦しんだ末の結論ともいえます。
価値観の原点は、学校教育の中で得られると思いがちですが果たしてそうでしょうか。
世間の「ものさし」は、なんと窮屈なのでしょう。振り返ると自分自身もそうでした。疑問を持ちながらも歩く人もいます。しかし心のエネルギーが消耗し立ち止まり、社会を他人をそして自身を振り返り大人への態勢を整える時間を必要と考える人もいます。人により長短はあっても、臆せずに学校、社会と距離を置いてもよいのではないでしょうか。自らを責めず、自らを傷つけず「いいのだよ。」といえるような。
肩の力を抜き深呼吸し、大人になっても楽しい人生が待っていることを見せたいなと思う今日この頃です。

"ほんとの空くらぶ ご案内"の新しい冊子も出来ました。
OOさんお疲れ様でした。
代表世話人大岡さんの入会案内のメッセージと共に
一人でも多くの方に手にとって頂けるよう願っております。

11月22日 いい夫婦の日。
コカリナの音色に耳傾けながら、イン・ザ・ウインド の演奏を楽しみながら、夫婦の程よい距離感を学んだ一日でもありました。

講演後の奥地さんを囲んでの食事会は、共通の思い、共有出来る気持ち、実に楽しく和気あいあいでした。小春日和のようなほんとの空くらぶは、来年の全国合宿でさらに大きく進化成長していくと思います。

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