その日

国道118号線の須賀川旧市内を運転中に地震に遭遇しました。
車ごと大きな横揺れがしばらく続きハンドルにしがみついていました。

10数キロ先のわが家へUターンしようとコンビニの駐車場に入ると店の中は棚から商品が落ちて散乱していました。
道沿いの古い建物は倒壊しているものもありました。1階部分がなくなっているビルもありました。
道路は水が溢れている箇所や、陥没や路肩崩れで片側しか通れなくなっている箇所がありました。

橋と道路のつなぎ目の陥没で段差が大きくて車が通れない箇所があり、道路沿いの住民の方がアルミのハシゴを道路上に横に渡して、応急に通れるようにしてくれました。
普段はのどかな田舎道が対面交互通行状態で、数珠つなぎでした。

古い家に年寄り二人がいるので、やきもきしながら戻りました。
二人とも無事で、姑がリュックを背負って舅と二人で居間に待機していました。二人の顔を見てほっとしました。

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