9月の通信から

夏の全国ネット合宿【親シンポジウム】より

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不登校、ひきこもりに関して、というと、当事者問題であると同時に、親としては親問題なんだと思います。親が自分に問い忘れていたことを突きつけられる、つらいけれども一つずつ縛っていたものを手放して楽になってゆく過程でもあると思います。

行きつ戻りつが交錯して、決して、望まれる夫婦像でも、子ども像でも、親像でもない修羅でもあり楽園でもあるオリジナルの家族が、もしかしたら、血のつながりだけでは括れない共同体が浮かび上がってくるのかもしれません。この発言は多少とも、講演予定者芹沢さんの著書に影響を受けているかもしれません。縁合って生をうけた親子として、互いに出会えて良かったという時間が少しでも持てたらと思います。社会全体へと申しますと、そうした良くも悪くもありのままの者達が、社会に受け入れてもらえるよう背伸びしなくとも、出来る範囲で働ける共同体、地球に優しいもので、そんことはできないのかと考えております。

そして、堂々とした納税者という言葉で圧迫することなく、むしろ、支え合う社会を創出できたら、と夢見ております。こんな、危機的な状況の日本であればこそ、希望することにも意味があるのではないでしょうか。

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